ご予約・お問合せ 平日10:00~17:00
お電話03-5280-0086

>資料請求はこちら

メニュー
不安や疑問などお気軽に
お問合せ
オンライン開催
無料説明会
メールフォームはこちら
資料請求
お電話でのご連絡はこちら
03-5280-0086 受付時間 平日10:00~17:00

×閉じる

肝臓がんの初期症状は?早期発見のために押さえておくべきポイントを解説

投稿日:2025年12月5日

更新日:2025年12月5日

「肝臓がんの初期症状には、どのようなものがあるのだろう」「自分で気付くことはできるのだろうか?」と、不安に思われている方もいるかもしれません。肝臓がんは「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓に発生するため、初期にはほとんど症状が現れないのが特徴です。そのため、知らず知らずのうちに病状が進行してしまうケースもあります。

肝臓がんは、早期発見がとても重要です。早い段階で見つけられれば治療の選択肢が広がり、良好な経過が期待できる場合があります。

そこで本記事では、肝臓がんの特徴や初期症状、肝臓がんになるリスクが高い人の特徴などについて幅広く解説します。ぜひご自身やご家族の健康を守るための参考にしてください。

無料

資料請求・お問合せ
当院の免疫療法に関するパンフレットを無料でお届けします。医師が免疫療法のよくある質問にお答えする小冊子付き。
詳しくはお電話やフォームからお申込みください。
メールフォームはこちら
資料請求
お電話でのご連絡はこちら
03-5280-0086 受付時間 平日10:00~17:00

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓に発生する肝臓がんの特徴

肝臓がんは、日本人に比較的多いがんの一つでありながら、その発見が遅れやすいという特徴があります。これは、肝臓自体が「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、ダメージを受けてもなかなか症状が出にくいためです。ここからはまず、肝臓がんという病気の基本的な特徴について解説していきます。

肝臓の重要な役割

肝臓は、私たちの体の中で多くの役割を担っている臓器です。まず、食事から摂取した栄養素をエネルギーや体の材料に変える「代謝」の働きがあります。また、体内にたまる有害物質を分解・無害化する「解毒」の役割も果たしています。さらに、脂肪の消化吸収を助ける「胆汁」の生成・分泌を行っているのも特徴です。

このように生命維持に欠かせない働きをしている肝臓ですが、実は「予備能力」が高い臓器でもあります。多少ダメージを受けても残された部分が機能を補うため、かなりの程度まで病状が進行しても目立った症状が出にくいという特徴があるのです。これが「沈黙の臓器」と呼ばれる理由の一つです。

肝臓がんの発生メカニズムと種類

肝臓がんは、肝臓の細胞がなんらかの原因でがん化し、増殖することで発生します。肝臓がんの大部分を占めるのは「肝細胞がん」で、肝臓の主な細胞である肝細胞から発生するものです。その他に「胆管細胞がん(胆管がん)」という、肝臓内の胆管にできるがんもあります。また、まれに転移性のがん(他の臓器から転移してきたがん)が肝臓に発生するケースもあります。

日本における肝臓がんの現状

日本では年間約3万人以上が肝臓がんと診断されており、依然として死亡数の多いがんの一つとされています(※)。その原因の一つはウイルス性肝炎で、特に発症リスクを高めているのがB型肝炎ウイルス(HBV)やC型肝炎ウイルス(HCV)です。

さらに近年では、ウイルス性肝炎以外の原因として、アルコール性肝障害や非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/NASH)による肝硬変から発生する肝臓がんも増加傾向です。肝臓がんは再発しやすい特性もあるため、治療後も継続的な経過観察が欠かせません。

※参考:一般社団法人 日本肝臓学会.「肝がん白書」.
https://www.jsh.or.jp/lib/files/medical/guidelines/jsh_guidlines/liver_cancer_2022.pdf ,(参照 2025-06-25).

自覚症状が出にくい!肝臓がんの初期症状

肝臓がんは「沈黙の臓器」に発生するがんであり、初期症状がほとんど現れないことが大きな特徴です。そのため、自覚症状が出てから肝臓がんが見つかったときには、がんが進行しているケースも少なくありません。では、なぜ初期症状が出にくいのか、可能性のあるサインにはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

肝臓がんに初期症状がほとんどない理由

肝臓がんは、なぜ初期症状が出にくいのでしょうか。まず、肝臓そのものには痛みを感じる神経がほとんど存在しません。そのため、がんができても直接的な痛みや不快感が生じにくいのです。

さらに肝臓は予備能力によって、一部がダメージを受けても残された正常な部分が機能を補うため、体全体への影響がすぐには現れません。加えて、がんがまだ小さい段階では、肝臓全体の働きに大きな影響を与えることが少ないため、特に自覚症状は出にくいのです。

こうした特徴から、肝臓がんは初期の段階で気付くことが難しいがんの一つとなっています。

ごくまれに現れる可能性のある初期のサイン

肝臓がんは初期症状がないことがほとんどです。しかし、初期の段階でも慢性肝炎などの症状として、軽微な体調の変化が現れる場合があります。

例えば、軽度の疲労感や全身のだるさ、食欲不振といった症状の他、右上腹部(肋骨の下あたり)に軽い違和感や重苦しさがある場合もあります。

とはいえ、これらのサインは日常の疲れや他の病気でもよく見られる症状であり、これだけで肝臓がんを疑うのは難しいものです。こうした症状が長引いたり、他のリスク要因があったりする場合は、医療機関での検査を検討することが大切です。

「沈黙の臓器」ゆえの難しさ

先述した通り、肝臓がんは症状が出てから発見されるケースが多く、その時点ではすでにある程度進行していることが少なくありません。初期には気付きにくいため、発見が遅れてしまいやすいです。

だからこそ、症状が現れる前、つまり症状のないうちからリスクに応じた定期的な検査や、健康診断での肝機能チェックが重要なのです。早期に見つけることで、治療の選択肢も広がり、より良い結果につながる可能性があります。

進行した肝臓がんに伴う代表的な症状

肝臓がんが進行してくると、徐々に肝臓全体の機能が低下し、さまざまな症状が現れます。肝臓がんが大きくなると現れる症状もあるので、早めの受診と対応が求められます。

肝機能低下が原因で現れる症状

肝臓がんが進行し、肝臓全体の機能が低下すると、次のような症状が現れることがあります。

  • ●黄疸(おうだん):
    皮膚や白目が黄色くなる。これは胆汁の流れが悪くなり、血液中に黄色の色素・ビリルビンがたまることで生じる
  • ●腹水:
    お腹に水がたまり、腹部の膨満感や圧迫感が出る。これは肝臓で作られるアルブミンというタンパク質の濃度が低下するために起こる
  • ●むくみ:
    特に足のむくみが出ることが多い。血液やリンパの流れが滞りやすくなるため
  • ●皮膚のかゆみ:
    胆汁成分が体内にたまり、皮膚に刺激を与えることが原因
  • ●全身倦怠感、疲労感:
    エネルギー代謝や解毒機能の低下により、だるさや疲れやすさが強まる
  • ●出血傾向:
    血液凝固因子の合成能力が低下し、鼻血や内出血、止血しにくさが現れることがある

これらの症状が出ている場合、すでに肝臓の働きが大きく低下している可能性があるため、速やかな医療機関での対応が必要となります。

がん自体が大きくなることによる症状

肝臓がんが進行してがん自体が大きくなると、周囲の臓器や組織を圧迫したり、浸潤したりすることでさまざまな症状が現れます。

よく現れるのは、右上腹部や背中の痛みです。これは、がんが肝臓の被膜を押し広げたり、近隣の神経や臓器を刺激したりするために生じます。痛みは鈍い痛みや重苦しさから始まり、進行とともに強まっていく傾向があります。

また、腹部の張りや圧迫感を感じることもあります。大きくなった腫瘍が胃や腸を圧迫し、消化や排便に影響を与えるケースもあります。さらに、お腹のしこりが触れることがあり、これはがんがかなり進行しているサインといえます。

こうした症状に気付いた際は、早急に医療機関での精密検査を受けることが重要です。

症状が出た場合の注意点

前述のような症状が現れた場合、すでに肝臓がんがかなり進行している可能性が高いと考えられます。特に痛みや腹部のしこりといった症状は、がんが大きくなっている証拠であり、早急な対処が求められます。

この段階で放置してしまうと、治療の選択肢が限られてしまう可能性があるため、症状に気付いた時点で、なるべく早く専門医の診察を受けましょう。迷わず受診することが、より良い治療の結果につながります。

肝臓がんのリスクが高いのはどんな人?要因をチェック

肝臓がんは誰にでも起こる可能性がある病気ですが、特にリスクが高い人には一定の特徴があります。リスク要因を知り、ご自身に当てはまる場合は定期的な検査を受けることが大切です。

肝臓がんの二大原因:B型・C型肝炎ウイルス

日本における肝臓がんの主な原因は、B型肝炎ウイルス(HBV)およびC型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染です。これらのウイルスに長期間感染していると、慢性肝炎や肝硬変を経て肝臓がんへと進行するリスクが大幅に高まります。

ウイルス性肝炎は自覚症状が乏しいため、知らないうちに進行していることも多いです。ウイルス検査を受け、自分がB型・C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを知ることが、肝臓がんの予防と早期発見の第一歩となります。

特に、過去に輸血を受けたことがある方や、肝炎ウイルスに感染する機会があった方は、一度検査を受けておくのがよいでしょう。

アルコール性肝障害と非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/NASH)

肝臓がんの原因として、近年注目されているのがアルコール性肝障害と非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)・非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)です。

過度な飲酒は肝臓に負担をかけ、慢性的な肝炎や肝硬変を引き起こし、そこから肝臓がんが発生するリスクが高まります。さらに飲酒習慣がない方でも、脂肪肝が進行してNASHとなり、肝硬変を経て肝臓がんへ進行するケースが増えています。

NASHはメタボリックシンドローム(肥満や高血糖、高脂血症、高血圧)と深く関係しているため、生活習慣の改善が重要です。生活習慣病の指摘を受けている方は、肝臓の状態にも注意を払いましょう。

その他のリスク要因

肝臓がんの発症には、上記以外にもさまざまなリスク要因が関係しています。

喫煙はがん全般のリスクを高める要因といわれており、肝臓がんのリスクも例外ではありません。また、糖尿病も肝臓がんとの関連が指摘されており、血糖コントロールが重要です。

家族歴(遺伝的な要因)も一因とされており、血縁者に肝臓がんや肝疾患のある方は注意が必要です。さらに、アフラトキシンというカビ毒(汚染された穀物やナッツ類、乾燥果実に含まれることがある)も発がんリスクを高めるとされています。

こうしたリスク要因を理解し、積極的な健康管理と検査を心掛けましょう。

ご自身にリスクがあるかどうかのセルフチェック

肝臓がんの発症リスクは生活習慣や既往歴に大きく左右されることがあります。次の項目に当てはまる場合は、肝臓がんのリスクが高いと考えられます。

  • ●これまでにB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスに感染したことがある
  • ●普段からお酒をよく飲む習慣がある
  • ●肥満や糖尿病を医師から指摘されたことがある
  • ●健康診断で肝機能(AST・ALT・γ-GTPなど)の異常を指摘されたことがある

こうしたリスクがある方は、症状の有無にかかわらず定期的な検査を受けることが大切です。定期的なチェックが早期発見につながり、治療の選択肢を広げられるでしょう。

肝臓がんを見つけるための主な検査方法

肝臓がんは初期症状が現れにくいため、意識的な検査と定期的なチェックが早期発見の鍵となります。

なぜ肝臓がんの早期発見はこれほど重要なのか

肝臓がんを早期に発見できれば、手術療法など根治を目指せる治療法を選択できる可能性が高まります。がんが小さい段階で発見できれば、より身体への負担が少ない治療法を選択でき、治療後の生活の質(QOL)も維持しやすくなります。

しかし、進行してしまうと治療そのものが難しくなり、選択肢が限られてしまうことが多いのが現実です。そのため、症状が出てからではなく、症状がない段階から定期的な検査を受けることが重要です。

肝臓がんを見つけるための主な検査方法

肝臓がんの早期発見には、以下のような検査方法が用いられます。それぞれの検査の特徴を理解し、医師と相談しながら検査計画を立てましょう。

  • ●血液検査:
    腫瘍マーカーであるAFP(アルファフェトプロテイン)、PIVKA-Ⅱなどの値や、AST・ALTなど肝機能の数値を調べる検査方法。がんの兆候や肝臓の状態を把握するための基礎的な検査
  • ●超音波(エコー)検査:
    体の表面に専用の器具を当て超音波を出し、超音波の様子を画像にして観察する検査方法。体への負担が少なく、外来で定期的に行いやすい検査で、小さながんの早期発見にも役立つ
  • ●CT検査・MRI検査:
    より詳しくがんの位置や大きさ、周囲への広がりなどを詳しく確認できる。診断精度が高く、治療方針を決める際に必要な情報も得やすい
  • ●生体検査(肝生検):
    専用の針を刺し肝臓の組織の一部を採取して、顕微鏡でがん細胞の病態を調べる検査。確定診断に用いられることが多く、治療法選択のために必要なことがある

こうした複数の検査を組み合わせて、肝臓がんの有無や進行状況を把握していきます。

リスクが高い人は「定期検査」が必須!

肝炎ウイルスキャリア(B型・C型)や肝硬変のある方は、たとえ自覚症状がなくても定期的な検査が必須です。一般的に、3〜6カ月ごとに血液検査や超音波(エコー)検査を受けることが推奨されています。

このように定期的に検査を行うことで、がんが小さなうちに発見できる可能性が高まり、治療の選択肢が広がります。リスクが高い方は、かかりつけ医や専門医と相談し、適切な検査スケジュールを立てるようにしましょう。

医療機関を受診する目安

肝臓がんは早期発見がとても重要な病気です。次のような方は、迷わず医療機関の受診を検討しましょう。

  • ●上記のリスク要因(ウイルス性肝炎の既往、飲酒習慣、糖尿病や脂肪肝の指摘など)がある方
  • ●健康診断で肝機能の異常(AST・ALT・γ-GTPなど)や腫瘍マーカー(AFP・PIVKA-Ⅱなど)の高値を指摘された方
  • ●全身倦怠感、お腹の張りや違和感といった症状がある方

特に肝臓がんは初期症状が乏しいため、「まだ大丈夫」と自己判断せず、少しでも気になる場合は消化器内科など専門の医療機関に相談しましょう。早めの行動が、ご自身の健康を守ることにつながります。

肝臓がんの主な治療法について

肝臓がんにはさまざまな治療法があり、がんの進行度や肝機能、患者さんの全身状態に応じて適した方法が選択されます。

進行度や肝機能に応じた治療選択

肝臓がんの治療法は、単にがんの進行度(ステージ)だけで決まるわけではありません。重要な要素として、肝臓そのものの機能(肝予備能)が大きく影響します。

肝臓は再生能力の高い臓器ですが、すでに肝硬変が進んでいたり、肝機能が低下していたりする場合は、受けられる治療法に制限が生じることがあります。例えば、肝機能が著しく悪い場合は、大きな手術や負担の大きな治療が難しいかもしれません。

そのため、がんの状態と肝機能の両方を評価した上で、患者さんにとって適切な治療法が慎重に選ばれます。

主な治療法について

現在行われている肝臓がんの主な標準治療には、次のようなものがあります。

  • ●手術療法(肝切除、肝移植):
    手術によってがんを直接取り除く方法。早期がんや肝機能が良好な場合に適応され、根治が期待できる治療法
  • ●穿刺療法(ラジオ波焼灼療法 RFA、マイクロ波凝固療法 MWA):
    皮膚から針を刺してがんを焼いて死滅させる治療法で、体への負担が比較的少なく、外科手術が難しい場合にも有効
  • ●カテーテル治療(肝動脈化学塞栓療法 TACE、肝動脈内注入療法 HAIC):
    がんに栄養を送る血管をふさいだり、抗がん剤を直接注入したりして腫瘍の縮小を図る治療
  • ●薬物療法(分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など):
    全身に作用する薬剤を用いた治療で、進行がんに対して行われることが多い方治療法。

これらの治療法のどれを選択するかは、がんの状態や患者さんの全身状態、治療歴などを総合的に判断して決まります。

患者さんと医師で話し合って決める重要性

肝臓がんの治療法には、それぞれメリットとデメリットがあり、全ての患者さんに同じ治療法が適しているとは限りません。がんの進行度や肝機能、年齢やライフスタイル、考え方などに合わせて、治療の選択が行われます。

そのため、医師から十分な説明を受けた上で、ご自身やご家族が納得して治療に臨む必要があります。分からないことや不安な点は遠慮せず質問し、患者さんに合った治療方針を一緒に決めていくことが大切です。

肝臓がん治療における「免疫細胞治療」という選択肢

肝臓がんの代表的な治療法(手術、穿刺療法、カテーテル治療、薬物療法)をご紹介しましたが、近年では患者さんご自身の免疫力を活用する「免疫細胞治療」という新しい選択肢も注目されています。

免疫細胞治療とは?

免疫細胞治療は、標準治療とは異なるアプローチで、患者さんご自身の免疫細胞の力を高めてがんと闘う治療法です。

具体的には、患者さんから血液を採取し、その中に含まれる免疫細胞(樹状細胞やT細胞など)を体外で活性化・増殖させます。その後、加工した細胞を患者さんの体内に戻し、がん細胞を攻撃する働きを促します。

治療の流れは「採血 → 細胞加工 → 投与」であり、そのサイクルを複数回繰り返すのが一般的です。比較的体への負担が少ない治療法でもあり、高齢者の方や体力のない方も受けやすいという特徴があります。

肝臓がん治療における免疫細胞治療の位置づけと期待

免疫細胞治療は、患者さんご自身の免疫細胞を使ってがん細胞を直接攻撃したり、再発を予防したりする治療法です。特に、肝臓がんが進行して標準治療が難しい場合や、標準治療後の再発予防を目的として行われるケースが多く見られます。

また、体への負担をできるだけ抑えたい場合や、免疫力の強化を図りたい方にとっても選択肢の一つとなります。患者さんの状態が良好であれば、他の治療法と組み合わせて免疫細胞治療を用いることで、より良い治療効果も期待できます。

標準治療との併用について

免疫細胞治療は、手術や薬物療法といった標準治療と組み合わせて行われるケースも多いです。併用することで、がん細胞への攻撃効果の向上や、治療後のQOL(生活の質)の維持に役立つといった相乗効果が期待されています。

なお、免疫細胞治療は「補完的な治療法」として、標準治療と組み合わせて利用されるケースが多いため、治療全体のバランスを見ながら進めることが重要です。

免疫細胞治療を検討するには

免疫細胞治療を受ける際には、専門の医療機関で十分な説明を受けることが大切です。ご自身の病状や体の状態に合った治療法であるかどうかを、主治医とよく相談した上で検討しましょう。また、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画が必要です。

まとめ

肝臓がんは「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓に発生するため、初期症状がほとんど現れず、気付きにくい病気です。初期症状があったとしても、だるさや疲労感、食欲不振など、よくある体調不良と見分けがつきにくい症状も多く、放置してしまうケースも少なくありません。

特に肝炎ウイルスの感染歴がある方や、脂肪肝・肝硬変など肝疾患のある方は、定期的な検査と早期発見が重要です。気になる症状がある場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。

瀬田クリニック東京では、患者さんの状態やご希望に応じたオーダーメイドの免疫細胞治療を行っています。肝臓がんをはじめとするさまざまながんに対応しており、患者さんの病状やがん細胞の性質などを把握した上で適した治療法をご提案します。ご興味のある方は、まずは一度、瀬田クリニック東京にご相談ください。

瀬田クリニック東京について

オンラインセミナー がん免疫細胞治療説明会オンラインセミナー がん免疫細胞治療説明会

無料

資料請求・お問合せ
当院の免疫療法に関するパンフレットを無料でお届けします。医師が免疫療法のよくある質問にお答えする小冊子付き。
詳しくはお電話やフォームからお申込みください。
メールフォームはこちら
資料請求
お電話でのご連絡はこちら
03-5280-0086 受付時間 平日10:00~17:00

関連性の高いコラム記事

このページの先頭へ

 
このページの先頭へ

×閉じる

オンラインがん免疫療法説明会【参加無料】
×閉じる
オンラインがん免疫療法説明会【参加無料】