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瀬田クリニック東京

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免疫チェックポイント阻害剤と免疫細胞治療の併用に関する有効性をみる臨床研究を開始致しました。

瀬田クリニックグループでは、免疫細胞療法と免疫チェックポイント阻害薬併用の安全性に関する臨床研究において「安全に治療を実施できたことが確認」されたため現在、「免疫細胞療法(αβT、NK、DC、EP-DC)と免疫チェックポイント阻害薬併用の有効性に関する探索的臨床研究」*を通じて本併用治療を提供しています。

*1 厚生労働省に届け出受理済み
*2 臨床研究実施計画番号:jRCTc031190098~101

目次

免疫チェックポイント阻害剤とは(注1)

人間の体にはがん細胞を攻撃する免疫機能が備わっています。しかし、がん細胞が手ごわいのは、免疫の攻撃に対してバリア(検問所=チェックポイント)を設けてしまい、免疫からの攻撃をブロックして自分自身を守ってしまうことにあります。このバリアを解除する薬剤が免疫チェックポイント阻害剤です。バリアの役割を担うたんぱく質「PD-1」や「CTLA4」の働きを阻害することで、がん細胞がもつバリアを解除します(注2)。バリアを失ったがん細胞は、免疫細胞の攻撃をかわすことができなくなります。

img01

がん細胞は、バリアを作って免疫の動きを抑制してしまう

免疫チェックポイント阻害剤

免疫チェックポイント阻害剤と免疫細胞療法の併用で相乗効果

長年の研究により、この免疫チェックポイント阻害薬だけでも、がんに対する治療効果向上が期待できることがわかってきました。しかし、この免疫治療薬がすべてのがん患者さんに効果があるというわけではありません。なぜなら、がん患者さんの免疫機能はかなりのレベルまで弱っており、免疫の攻撃力自体にも大きな問題があるからです。そこで、がん細胞のバリアを解除する免疫チェックポイント阻害剤と、当院が従来提供している免疫の攻撃力を高める治療(免疫細胞治療)を組み合わせることで、より大きな治療効果が得られると期待されます。

img02

がん患者さんの免疫機能が弱っていると・・・

免疫チェックポイント阻害剤+免疫細胞治療

治療の対象となる方

一部を除くほぼすべてのがん種が治療の対象になりますが、現在、以下のがんを中心に行っています。
食道がん、膵がん、胆管がん、子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がん、前立腺がん、肉腫など。
合併症や身体の状況によって、行えない場合もあります(今後の保険承認によって対象疾患は変更になる場合もあります)。有効性や副作用について、十分な相談を行ってから開始します。
副作用の出現時の対応についても予め、できるだけの準備をして行います。そのため、初回のオプジーボの投与後は経過観察のための1泊の入院をお勧めしています。詳細は担当医にご確認ください。

当院ではこれまでも、体内の免疫反応を強めるためには、免疫の攻撃力を阻害する働きを解除することが重要であると考え、研究を続けて参りました。免疫チェックポイント阻害剤の登場は、その着眼点が間違っていなかったことを示すと共に、従来から実施している免疫細胞治療との併用により、更に治療効果が高まることを期待しています。

(注1)
アメリカの有力科学誌「サイエンス」が、2013年のブレークスルー・オブ・ザ・イヤー(科学においてのその年のもっとも画期的な進展)に「がんに対する免疫療法」を挙げたほどです。現在、世界の製薬会社大手が研究開発を加速させています。
そんな中、2014年にオプジーボ®(一般名:ニボルマブ)など、免疫チェックポイント阻害剤という新しい「免疫治療薬」が世界各国で承認され、「ニボルマブ」、「ペムブロリズマブ」などの商品名で販売されています。免疫が働きやすい悪性黒色腫で最初に承認され、非小細胞肺癌、腎細胞癌、ホジキンリンパ腫、頭頚部がん、胃がん、悪性中皮腫、尿路上皮がん、MSI-Hight固形がんで使用することができます(2019年10月現在)。海外の医学専門雑誌に発表された論文では、肺がんのセカンドライン治療として、これまでの抗がん剤とニボルマブを比較した場合、治療開始一年後の生存率がニボルマブで大きく向上したとの報告がなされています(Julie Brahmer, M.D., et al., N Engl J Med 2015; 373:123-135July 9, 2015)。また、免疫チェックポイント阻害剤を止めた後も長期的にわたって効果が持続する人がいることもわかってきました。

(注2)
がんなどの異常細胞を攻撃する免疫機能には、その攻撃を自ら制御する仕組みが備わっています。その仕組みの1つが免疫チェックポイントです(この仕組みが上手く働かない例が、関節リウマチや花粉症などの自己免疫疾患です)。免疫チェックポイントに働く分子はたくさんありますが、PD-1,CTLA4などが代表です。「PD-1」および「CTLA4」と呼ばれるたんぱく質は、免疫の攻撃が始まってしばらくすると、攻撃を担う免疫細胞「T細胞」の表面に出てきます。それが、T細胞に指令を出す別の免疫細胞「抗原提示細胞」の表面にある特定のたんぱく質と結合すると、攻撃中止の指令がT細胞に伝わります。一方、がん細胞自体も、PD-1と結合するたんぱく質(PD-L1)を表面に出していて、T細胞に攻撃を中止させてしまいます。

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11/16(土)10:00~ がん免疫細胞治療説明会【参加無料】
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