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免疫細胞治療の特徴について

免疫療法(免疫細胞治療)の特徴についてご説明します。当院の免疫細胞治療は、大きく分けて以下のような特徴があります。

自らの細胞を用いることで、副作用が少ない

免疫療法(免疫細胞治療)は患者さん本人の免疫細胞を治療に用いることから、軽い発熱を生じる場合があるほかは副作用がほとんどなく、患者さんの身体への負担が極めて少ないのが最大の特徴です。
副作用が軽微であることで、体力の低下を招かず、QOL(生活の質) を維持しながら治療を続けることも可能です。feature3

他治療との併用が可能で、併用による相乗効果も期待できる

ordermade免疫療法(免疫細胞治療)は、他の治療法を受けている方でも併用して受けることができ、組み合わせ方によって相乗効果も期待できます。
近年の研究から、免疫療法(免疫細胞治療)で全身の免疫力を高めることにより、他の治療の効果を損なうことなく治療全体の効果の向上が望めることもわかってきています。このことから、いわゆるがんの三大療法(外科療法、放射線療法、化学療法)の基盤となるべき治療法としても期待されています。

外来通院による治療であり、入院の必要がない

feature4治療自体は基本的には2週間おきに採血と点滴を繰り返すものとなりますので、入院の必要はなく外来通院での治療が可能です。
ただし、あまりに症状が重篤な場合は、通院による負担が病状の悪化に繋がる恐れがありますので、ご相談ください。

初期の方から進行がんの方まで受診可能

feature5免疫療法(免疫細胞治療)は自己の細胞を用いる身体に優しい治療なので、初期段階の方はもちろん、進行がん・再発がんの方も受診可能です。
また、一部の血液系がんを除き、ほとんどのがん種に適応できます(治療の種類によっても異なるので、詳しくはお問い合わせください)。

一人ひとりに合わせた“個別化医療”が可能

人間の顔が一人ひとり違うように、がんも患者さんによって性質が全く異なります。一方、がんを攻撃する免疫細胞もさまざまな種類が存在し、治療に使う細胞の違いによって複数の免疫療法(免疫細胞治療)が存在します。

検査や患者さんの状態に応じて治療を選択します

検査や患者さんの状態に応じて治療を選択します

当院では、アルファ・ベータT細胞やガンマ・デルタT細胞、樹状細胞など、使用する免疫細胞の違いによって複数の治療メニューを準備しています(免疫療法の種類)。がん細胞および免疫細胞の状態を事前検査によってつぶさに把握し、それに応じた治療をご提案することで、できるだけ数多くの患者さんに対して“個別化治療”を提供できる体制を整えております(検査に基づく治療法選択)。実際には、上記の事前検査の結果のほかに、患者さんの現在のご状況(お身体の状態、他治療の実施状況、経済的状況など)も十分加味した上で、患者さん一人ひとりに合わせた治療を提供しています。

個別化

再発予防治療としての効果も期待できる

免疫療法(免疫細胞治療)は、手術で取り残したり、術前の検査で発見できず再発の原因となってしまう微小ながんに対しても全身的に作用するため、再発予防には特に適していると考えられます。手術後の再発予防治療として一般には化学療法が用いられますが、免疫機能の低下など副作用の問題が生じてきます。免疫細胞治療は、副作用の心配をほとんどせずに、再発予防効果を期待できる点が特徴です。実際、千葉県がんセンターや国立がんセンターの研究により、手術後に免疫細胞治療を行うことで再発が減少し、生存率が高まったという結果が、海外の権威ある学術誌に報告(Cancer Immunol Immunother(2014)、Lancet(2000)、Cancer(1997))されています。(※)

(※)
・『Cancer Immunol Immunother』
Kimura H, Matsui Y, Ishikawa A, Nakajima T, Yoshino M, Sakairi Y.Randomized controlled phase III trial of adjuvant chemo-immunotherapy with activated killer T cells and dendritic cells in patients with resected primary lung cancer. Cancer Immunol Immunother. Epub 2014 Sep 28.
・『Lancet』
Takayama T, Sekine T, Makuuchi M, Yamasaki S, Kosuge T, Yamamoto J, Shimada K, Sakamoto M, Hirohashi S, Ohashi Y, Kakizoe T., Adoptive immunotherapy to lower postsurgical recurrence rates of hepatocellular carcinoma: a randomised trial., Lancet. 356(9232):802-7, 2000.
・『Cancer』
Kimura H, Yamaguchi Y., A phase III randomized study of interleukin-2 lymphokine-activated killer cell immunotherapy combined with chemotherapy or radiotherapy after curative or noncurative resection of primary lung carcinoma. Cancer. 80(1):42-9, 1997

治療の種類

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