Facebook
ご予約・お問合せ 平日10:00~17:00
お電話03-5280-0086

>資料請求はこちら

メニュー
不安や疑問などお気軽に
お問合せ
オンライン開催
無料説明会
メールフォームはこちら
資料請求
お電話でのご連絡はこちら
03-5280-0086 受付時間 平日10:00~17:00

×閉じる

上皮内がんの種類と特徴を徹底解説 進行・検査・治療・予防まで網羅

上皮内がんの種類と特徴を徹底解説 進行・検査・治療・予防まで網羅

投稿日:2026年04月10日

更新日:2026年04月10日

上皮内がんとは、がん細胞が上皮内にとどまり浸潤していない段階を指し、早期発見で治療が可能な疾患です。本記事では子宮頸部・乳腺・皮膚・消化管・膀胱など部位ごとの種類や特徴を詳しく解説。進行の仕組み、検査・診断方法、治療法、予防策、予後まで体系的にまとめています。定期検診や生活習慣の工夫による予防の重要性も紹介します。

上皮内がんとは、がん細胞が体の表面や粘膜を覆う「上皮」にとどまっており、周囲の組織に浸潤していない段階を指します。一般的ながんに比べて早期の段階に当たり、適切な時期に発見し治療を行えば良好な経過をたどることが多いのが特徴です。子宮頸部や乳腺、皮膚、消化管、膀胱など、発生部位によって種類や症状は異なりますが、自覚できるサインが乏しいため、検診や定期的なチェックが重要です。

本記事では、上皮内がんの種類や進行、検査、治療法、予防、予後を体系的に解説します。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

無料

資料請求・お問合せ
当院の免疫療法に関するパンフレットを無料でお届けします。医師が免疫療法のよくある質問にお答えする小冊子付き。
詳しくはお電話やフォームからお申込みください。
メールフォームはこちら
資料請求
お電話でのご連絡はこちら
03-5280-0086 受付時間 平日10:00~17:00

上皮内がんとは? 基本的な理解

上皮内がんとは、体の表面や粘膜を覆う「上皮」にがん細胞がとどまり、まだ深部の組織に浸潤していない状態を指します。医学的には「非浸潤がん」とも呼ばれ、良性腫瘍が基本的に転移せず生命に大きな危険を及ぼさないのに対し、上皮内がんは進行すると浸潤がんへ移行する可能性があります。そのため「がんの前段階」として扱われ、早期発見と治療が重要とされています。

なお上皮内がんは症状がほとんどないため、検診などで偶然発見されることも少なくありません。早期に見つかれば切除などの局所的な治療で完治が期待できるケースも多く、一般的に予後は良好といわれています。

がんと聞くと深刻に感じられる方も多いですが、上皮内がんは早い段階で対応できれば十分に治療可能なケースが多い疾患です。

※参考:国立がん研究センター がん情報サービス.「用語集:上皮内がん」.
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/qa_words/word/zyouhinaigan.html (参照2025-09-10)

一般的ながんとの違い

一般的ながんは、周囲の組織に浸潤し、血液やリンパの流れに乗って転移する危険性があります。一方で上皮内がんはまだ上皮内にとどまっている段階のため、転移することはほとんどありません。この進行度の違いが、治療法や予後の大きな分かれ目になります。

臨床的には、上皮内がんは「早期がんの一歩手前」として扱われます。発見された時点で適切な治療を行えば、浸潤がんに進展する前に制御することが可能です。

上皮内がんの主な種類と罹患率

上皮内がんは特定の部位だけでなく、さまざまな臓器や組織で発生します。代表的な部位としては子宮頸部や乳腺、皮膚、消化管、膀胱などが挙げられます。これらはそれぞれ特徴や発生頻度が異なり、検診の内容や日常の健康チェックもそれに応じています。

日本では子宮頸部や乳腺での発見が比較的多く、検診制度による早期発見の可能性が高いのも特徴です。症状が出にくいことから、部位ごとの特徴を理解し、定期検診の重要性を意識することが大切です。

※参考:厚生労働省.「全国がん登録 罹患数・率 報告」.
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001476689.pdf (参照2025-10-28)

※参考:国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」(がんの統計2023 部位別がん罹患数).
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html (参照2025-10-28)

子宮頸部上皮内がん(CIN)

子宮頸部上皮内がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が主な原因とされています。特に性的接触による感染が関与しており、若年から中年の女性に多く発症します。初期段階では自覚症状がほとんどないため、子宮頸がん検診での細胞診や組織診によって発見されるケースが多いのが特徴です。

日本では子宮頸がん検診で発見される前がん病変の多くが上皮内がんに分類されます。厚生労働省による2021年のデータでは、子宮頸がん全体の罹患率は年間約1万人に上り、そのうち一定割合は上皮内がんの段階で発見されているとされています。

乳腺の上皮内がん(非浸潤性乳管がん・DCIS)

乳腺に発生する上皮内がんの代表例が「非浸潤性乳管がん」です。乳管内にがん細胞がとどまっており、まだ浸潤していない状態を指します。しこりとして自覚されることは少なく、マンモグラフィーや超音波(エコー)検査などの乳がん検診によって発見されることが多いのが特徴です。

放置すると一部が浸潤がんへと進行する可能性があるため、早期の治療が重要です。適切な時期に治療を行えば予後は良好とされ、検診による早期発見の意義が大きい疾患です。

皮膚の上皮内がん(ボーエン病など)

皮膚にも上皮内がんは発生します。代表的なものはボーエン病や日光角化症などです。これらは紫外線による皮膚への慢性的なダメージや、高齢化による免疫力低下などが関与していると考えられています。初期には赤みやかゆみを伴う皮膚の変化として現れることがあり、湿疹や皮膚炎と見分けにくいことも特徴です。早期に対応すれば良好な経過が期待できるため、皮膚の異常に気づいた場合は早めに医師に相談することが推奨されます。

日本では皮膚がん全体の中でボーエン病や日光角化症といった上皮内がんの割合は比較的高く、特に高齢者層で多く見られます。正確な罹患率の全国統計は限られますが、皮膚がん診断の一部として日常的に報告されています。

その他の上皮内がん(消化管・膀胱など)

上皮内がんは食道や大腸といった消化管、さらには膀胱でも発生します。消化管の上皮内がんは内視鏡検査によって偶然発見されることが多く、膀胱の場合は血尿をきっかけに尿細胞診で見つかるケースが目立ちます。いずれも早期では無症状に近いため、検査の機会がなければ見逃されやすいのが実情です。

これらの部位で上皮内がんが確認された場合、放置すると浸潤がんに進行する可能性があるため、早期に治療を開始することが大切です。内視鏡的な切除や局所的な治療で対応できる場合もあり、検診を通じた早期発見の効果が大きい領域といえます。

上皮内がんが進行するとどうなるのか

先述の通り上皮内がんは、がん細胞が上皮にとどまっている段階を指します。しかし、時間が経過すると細胞が基底膜を超え、周囲の組織に浸潤する「浸潤がん」へと進行する可能性があります。この段階になると、一般的ながんとして血液やリンパの流れを介して転移を起こすリスクが生じ、再発の可能性も高まります。

進行した浸潤がんは、手術に加えて抗がん剤や放射線治療など複数の治療を組み合わせる必要があるケースが多く、患者さんの身体的・精神的負担はその分大きくなる傾向にあります。

上皮内がんの検査と診断方法

上皮内がんは自覚症状に乏しいため、定期的な検診や精密検査によって発見されることが多い疾患です。子宮頸部では細胞診による子宮頸がん検診、乳腺ではマンモグラフィーやエコー検査が有効とされています。皮膚の場合は皮膚科での視診や病変部の組織検査、胃や大腸などの消化管では内視鏡検査が用いられます。

診断の確定には細胞診や組織生検が行われ、異常が確認されれば早期に治療方針が検討されます。こうした検査は無症状の段階で異常を捉えることが目的であり、定期的な健診を欠かさないことが浸潤がんへの進展を防ぐ重要な手段です。

上皮内がんの治療法

上皮内がんは病変が上皮内にとどまっている段階のため、多くは局所治療で対応します。

基本は外科的切除を選択し、子宮頸部では円錐切除術、乳腺では乳房温存術などが選ばれます。皮膚病変では、病変の大きさや部位に応じて外科的切除を優先します。多くの場合、再発を避けるために切除縁を十分に確保する方針が取れます。

また皮膚の上皮内がんでは、レーザーや凍結療法、外用化学療法といった局所療法も検討されます。こういった治療を行う際は病変の厚みや境界の明瞭さ、機能と整容の両立を考え、侵襲と効果のバランスを見極めなければなりません。

さらに消化管の上皮内がんでは、内視鏡的切除が選択肢になります。合併症のリスクや取り残しの可能性も加味し、入念に方針を立てます。

治療選択は「広がり」「深さ」「再発リスク」で変わります。微小な上皮内がんであれば局所治療で完結しやすいですが、境界が不明瞭な病変は追加治療を視野に入れます。病理評価でマージンを確認し、陽性なら再切除や放射線の検討に進みます。組織型や異型度も再発予測の材料です。術後は再発サーベイランスを計画し、検査間隔を調整します。

なお費用面を見ると、標準治療の場合は多くが公的医療保険の対象です。自費診療を含む選択肢に触れる際は、制度や適用範囲が変わる可能性があります。最終的な適用は医療機関の基準や個別症例で異なるため、最新の一次情報を確認してください。

※参考:厚生労働科学研究成果データベース.「大腸癌術後サーベイランス」.
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2012/122043/201215007A/201215007A0031.pdf (参照2025-09-10)

免疫細胞治療と併用するケースも

症例によっては、がんの再発リスクや全身状態を踏まえ、免疫細胞治療を補助的に併用する考え方があります。目的は免疫応答を高め、局所治療後の再発抑制を目指す取り組みです。効果は個々で異なり、断定はできません。

瀬田クリニック東京のWebのサイトでは、部位ごとの病種、治療経過、評価指標などを紹介しています。臨床経過の中で、標準治療と並行して免疫細胞治療を実施したケースを挙げているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

※参考:瀬田クリニック東京.「免疫療法(免疫細胞治療)の治療効果・成績」.
https://www.j-immunother.com/case/record (参照2025-09-10)

上皮内がんを予防するには

早期発見により治療の可能性が高まる上皮内がんは、発症を予防する取り組みを実施することも重要です。

子宮頸部上皮内がんに関しては、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンが有効とされており、定期接種によって発症リスクを下げられると報告されています。喫煙は子宮頸部や膀胱の発がんリスクを高めるため、禁煙が有効な予防策となります。

また、皮膚の上皮内がんは紫外線の影響が強いため、日焼け止めや衣服による遮光でリスク低減を図ることが大切です。さらに、日常生活ではバランスの取れた食事、適度な運動、飲酒量を抑えることが全身的ながん予防に役立ちます。症状が出にくい疾患だからこそ、定期的な検診を習慣化し、無症状の段階で異常を見つける姿勢が欠かせません。

加えて、肥満や過度なストレスも免疫機能の低下につながるとされ、がん全般のリスク要因と考えられています。日常生活で体重を適正に保ち、十分な睡眠とストレスコントロールを意識することは、全身の健康維持だけでなく、上皮内がんの発症予防にもつながります。

上皮内がんの予後について

上皮内がんは浸潤が始まる前の段階で治療できることが多いため、一般的に予後は良好とされています。病変を切除できれば完治を見込めることも多く、浸潤がんに比べて生命予後や生活の質への影響は軽度にとどまります。

ただし放置すると浸潤がんに進行する可能性があり、その場合は転移や再発のリスクが高まり、治療の負担も増えます。治療後も再発や新たな病変が生じることがあるため、定期的な経過観察が推奨されます。術後フォローを継続し、検査間隔を守ることで、再発の早期対応が可能となるのです。

また治療後の定期フォローは医学的な再発チェックだけでなく、患者さんにとって安心感を得られる大切な機会でもあります。主治医との継続的なコミュニケーションは、生活習慣の改善となる他精神的な支えにもなり、長期的な予後の安定に寄与します。

まとめ

上皮内がんは、がん細胞が上皮内にとどまり、周囲組織へ浸潤していない「非浸潤がん」の段階を指します。早期に発見すれば局所治療による良好な経過を期待できる疾患です。子宮頸部や乳腺、皮膚、消化管、膀胱など部位ごとに特徴は異なりますが、共通して自覚症状が乏しいため、定期検診や日常の健康管理が欠かせません。

また、HPVワクチンや禁煙、紫外線対策などの予防行動も重要です。上皮内がんを理解し、早期対応を心がけることが、浸潤がんへの進行を防ぐ大きな鍵になります。

瀬田クリニック東京は、1999年に日本で初めて免疫細胞治療専門の民間医療機関として開院しました。これまで24,500例以上の治療実績をもとに、患者さんお一人おひとりの状態に応じた治療の選択肢をご提案しています。免疫細胞治療について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

瀬田クリニック東京について

関連性の高いコラム記事

このページの先頭へ

 
このページの先頭へ

×閉じる

がん免疫療法説明会【参加無料】
×閉じる
がん免疫療法説明会【参加無料】