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がんの進行速度はがんの種類や年齢で違う?進行が早いがん・遅いがんの特徴と予後の目安を解説

投稿日:2026年1月9日

更新日:2026年1月9日

がんと診断されたとき、「自分や家族のがんはどれくらいの速さで進行するのだろう?」と気になる方は多いのではないでしょうか。がんの進行速度は、がんの種類や患者さんの体力・状態によってさまざまです。進行が早いがんもあれば、比較的ゆっくり進むがんもあり、一概に「がん=急速に悪化する」というわけではありません。

本記事では、がんの進行に関する基本的な考え方や、進行速度に影響する主な要因、進行が早いがん・遅いがんの代表例などについて詳しく解説します。

がんのことを正しく知ることは、今後の治療や生活と向き合う上で大切なことです。ぜひ参考にしてみてください。

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がんの進行速度とは?

がんの「進行速度」という言葉には、単に時間の経過だけではなく、「がんがどのように広がっていくか」「体にどの程度影響を及ぼすか」という意味も含まれます。そのため、「何カ月で悪化する」といった単純なものではありません。がんの進行度には、がんの種類や部位、患者さんの体の状態などが複雑に影響しています。

ここからは、がんの「ステージ(病期)」や「進行」の定義について詳しく解説します。

がんのステージ分類とは?

がんの進行度合いを表すものとして、日本でよく用いられるのがTNM分類とがん取扱い規約です。特にTNM分類は日本だけはなく、国際的にも採用されている分類です。TNM分類では、以下のようにがんの大きさや広がり、深さを評価します。

  • ●T(Tumor):
    原発腫瘍の大きさや周囲への広がり
  • ●N(Nodes):
    リンパ節への転移の有無と範囲
  • ●M(Metastasis):
    遠隔転移の有無

これらの情報を組み合わせ、病期をステージ0(早期のがん)からステージⅣ(遠隔転移を伴う進行がん)までの5段階に分類します。ステージは、治療方針や予後の見通しを立てる上で非常に重要な要素です。

「進行する」とはどういうことか

「がんが進行する」とは、単に時間が経過するという意味ではなく、がん細胞が体内で広がっていくことです。

具体的には、まず原発巣(がんが発生した場所)の腫瘍が徐々に大きくなり、次第に周囲の健康な組織へと浸潤(しんじゅん)していきます。さらに、がん細胞はリンパ管や血管を通じて、リンパ節へと移動しそこで新たに増殖する「リンパ節転移」を引き起こすことがあります。さらに進行すると、血液などを介して肺や骨、肝臓といった他の臓器に移動し、「遠隔転移」と呼ばれる状態に至るのです。

これらの変化が段階的に起こることが「がんの進行」であり、進行の程度に応じてステージ(病期)も上がっていきます。

「進行速度=悪性度」とは限らない

がんの進行速度が「早い」「遅い」という印象と、そのがんの「悪性度」が必ずしも一致するとは限りません。

悪性度とは、がん細胞自体の性質を指し、組織型(がん細胞の種類)や遺伝子変異の状態、増殖能力、転移しやすさなどが含まれます。一方、進行速度は悪性度だけではなく、患者さんの年齢や体力、免疫力、発見された時点でのステージ(病期)など、さまざまな要因が影響します。

例えば、悪性度が高いがんでも早期に発見できれば、進行を抑えられる場合があります。逆に悪性度が比較的低くても、高齢だったり免疫力が低下していたりすると進行が早く見えるケースも多いです。

そのため、がんの「悪性度」と「進行速度」は関連性はあるもののイコールではなく、総合的に判断する必要があります。

がんの進行速度に影響する主な要因

がんの進行速度は、がんの種類や患者さんの年齢、性別、全身状態、発見時のステージなど、さまざまな要素が影響します。そのため、同じ種類のがんでも進行の早さには個人差が出るのです。

ここからは、がんの進行速度に影響する主な要因をご紹介します。

がんの種類(臓器・組織)による違い

がんの進行速度に大きく影響するのは、発生する臓器や組織の違いです。例えば、膵臓がんや小細胞肺がんのように、比較的進行が早いことで知られているがんもあれば、前立腺がんや一部の甲状腺がんのように進行がゆっくりなタイプのがんもあります。

また、同じ臓器にできるがんでも、組織型の違いによって進行速度が異なることも。例えば肺がんの場合、小細胞がんは進行が速く、非小細胞がんは比較的緩やかな進行が多いとされています。このように、がんの種類や組織型によって進行速度は異なることを認識しておきましょう。

年齢・性別・体力と進行速度の関係

患者さんの年齢や性別、体力、免疫力といった全身状態も、がんの進行速度に影響を与える場合があります。

例えば高齢者の場合は、がん細胞の増殖速度が比較的緩やかになるケースが多いです。しかし、高齢による免疫力や体力の低下が影響し、治療が難しくなり、病状が進んでしまうケースもあります。

一方で年齢が若い人の場合は、高齢者に比べて進行が早いタイプのがんが発症することが多いです。その場合、診断から治療までのスピードが求められます。

こうした患者さんの全身状態も、がんの進行速度や治療選択に影響する要因の一つといえます。

発見のタイミングと進行スピードの見え方

「がんの進行が早い」と感じるかどうかは、がんを発見した時期やタイミングによっても左右されます。

例えば、早期でがんが発見され、治療が早く開始されれば、がんの進行が食い止められ、比較的ゆっくりと進んでいるように見える場合があります。逆に、ある程度進行してからがんが発見された場合は、診断確定から治療開始まで短期間に多くの検査や治療が必要となり、「進行が早い」と感じやすいです。

進行の早いがんとは?特徴と代表例

がんには進行の早いものと遅いものがあり、その特徴はがんの種類や組織型、発生部位によって異なります。

ここからは、一般的に「進行が早い」といわれるがんの特徴や代表例をご紹介します。もちろん、がんの進行速度は患者さんの年齢や体力、発見のタイミングなどによっても異なりますので、あくまで参考程度にとどめてください。

膵臓がん

膵臓がん(膵がん)は、早期発見が非常に難しいがんの一つであり、進行が早いことで知られています。膵臓は体の奥深くに位置しており、初期の段階では目立った症状が出にくいため、がんがある程度進行した段階で見つかるケースが多いです。

また、膵がんは、リンパ節や肝臓などに浸潤・転移しやすい性質を持っています。そのため、治療が難しく、予後も厳しい場合が多いとされています。

小細胞肺がん

肺がんの一種である小細胞がん(小細胞肺がん)は、がん細胞の増殖速度が非常に速いタイプのがんです。血管やリンパ管を通じて転移しやすい性質があり、診断時点ですでに転移が進んでいるケースも少なくありません。周辺や他の臓器に転移している場合もあり、薬物療法や放射線治療での治療が多いです。

なお、小細胞肺がんは喫煙との関連が非常に強いことが知られており、特に長期間の喫煙歴がある方に多く見られます。がんが進行すると、咳や胸の痛み、たんなどの呼吸器疾患が現れることが一般的です。

胆管がん・肝臓がん

胆管がんや肝臓がん(肝がん)も、比較的進行が早いがんに分類されます。これらのがんは初期症状がほとんど現れないため、発見が遅れやすく、診断時にはすでに進行していることも多いです。

胆管がんでは、黄疸(おうだん)や右上腹部の痛み、尿の色の変化といった症状が進行段階で現れることがあります。原因としては胆汁が適切に排出されないことが挙げられます。

肝臓がんは、ウイルス性肝炎(B型・C型)や脂肪肝(NASH)といった疾患が原因になるケースが多いです。初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行段階で腹水や全身倦怠感、食欲不振などの症状が現れます。

進行が早いがんに共通する特徴

一般的に進行が早いがんには、次のような特徴が共通して見られます。

  • ●診断時点ですでに進行していることが多い
  • ●早期発見が難しい場合がある
  • ●転移しやすい性質を持つ
  • ●悪性度が高い傾向がある

こうしたがんは、診断されてからの治療の選択が非常に重要です。迅速な対応と適切な治療が、進行を少しでも抑える鍵となります。

進行が遅いがんとは?特徴と代表例

がんの中には、比較的進行がゆっくりな性質を持つものもあります。こうしたがんでは、治療までの猶予があったり、治療後に長期間安定した状態が続いたりする場合もあります。

ただし「進行が遅い」といっても、全てのケースに当てはまるわけではなく、がんのタイプや患者さんの体質、発見時期などによって個人差があることを認識しておきましょう。ここからは、進行が遅いとされているがんの代表例をご紹介します。

前立腺がん

前立腺がんは、比較的進行がゆっくりなタイプのがんとして知られています。特に高齢者で早期に発見された場合は、進行のスピードが非常に緩やかなことが多いです。

なお、前立腺がんでは、治療によって排尿障害や性機能障害といった合併症が生じるリスクもあります。そのため、がんの進行速度が緩やかであり患者さんが高齢の場合などに対しては、経過観察が選ばれることがあります。

さらに、近年では前立腺から分泌されるタンパク質の濃度を測定するPSA検査が普及してきており、前立腺がんの早期発見できるケースも増えているのです。

甲状腺がん

甲状腺がんの中でも乳頭がんは、進行が非常に緩やかであることが多いがんです。小さな乳頭がんは、何年も変化しないまま経過するケースもあり、状況によってはすぐに手術せず経過観察を行うこともあります。

もちろん、がんのサイズや患者さんの年齢、他のリスク要素を慎重に評価した上で治療方針は決定されます。

乳がん

乳がんは一つの疾患ではなく、いくつかのタイプに分類されます。その中でホルモン受容体陽性タイプの乳がんは比較的進行が緩やかで、治療によって長期にわたってコントロール可能な場合が多いです。

こうしたタイプでは、ホルモン療法が有効であり、治療によって再発リスクを下げたり、がんの進行を長期間抑えたりできる場合があります。一方でホルモン受容体陰性タイプの乳がんでは、化学療法が行われるケースが多いです。

もちろん進行速度には個人差があり、きめ細かな経過観察と治療継続が重要となります。

進行が遅いがんに共通する特徴

進行が遅いがんには、以下のような特徴が見られる傾向があります。

  • ●診断から治療開始まである程度の余裕がある場合が多い
  • ●治療によって根治が期待できる場合が多い
  • ●悪性度が比較的低く、転移のリスクが低いことが多い

しかし、同じ種類のがんであっても進行速度や悪性度は個人差があるため、「進行が遅いがんだから問題ない」ということではありません。また、ゆっくり進行するがんであっても、長い期間のうちに転移する可能性があるため、適切な経過観察と専門医による治療・管理が大切です。

予後についても、がんのステージや患者さんの全身状態などの要因によって大きく変わるため、正確な診断と適切な治療選択が重要になります。

進行速度と治療方針・予後の関係

がんの進行速度は、治療方針の決定やその後の予後に大きな影響を与えます。がんがゆっくり進行する場合は、治療法の選択肢に幅があり、生活の質(QOL)を重視した治療が行われるケースもあります。逆に、進行が早いがんでは、速やかな治療開始が求められ、治療の強度やスピードが重視されるケースが多いです。

「進行が早い=治療が難しい」は本当か?

「進行が早いがんは治療が難しい」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。近年では、進行が早いがんでも治療法の進歩により、効果が期待できるケースが増えてきています。

例えば、白血病や悪性リンパ腫、小細胞肺がんなどは進行が速いですが、化学療法や免疫療法などの治療法を選ぶことで寛解(がんが見えなくなる状態)を目指せる場合もあります。

つまり、進行が早いからといって諦める必要はなく、それぞれの状況に合った適切な治療方法を選ぶことが大切です。

がん種ごとの治療反応と予後の傾向

がんの種類によって、どの治療が有効で、どのような予後が期待できるかは大きく異なります。例えば、乳がんや大腸がんは、早期発見と適切な治療により根治が期待できる場合が多く、前立腺がんは進行が遅いタイプも多いため経過観察が選択されることもあります。

一方、膵臓がんや胆管がんのように進行が早く、早期発見が難しいがんでは、診断時点で治療方針が限られる場合も多いです。

がんの進行速度だけではなく、がん種・ステージ・患者さんの全身状態・治療の反応性など、多くの要素が複雑に関与するため、主治医と十分に相談し、自分に合った治療方針を見極めましょう。

早期発見が進行速度に与える影響

がんは早期に発見されれば、進行を実質的に止められる場合もあります。早期に治療を開始すれば、がんが大きくなったり転移したりする前に取り除ける可能性が高まるからです。

特に乳がんや大腸がん、子宮頸がん、胃がんなどは、定期検診やがん検診によって早期発見できることが多く、予後改善にもつながっています。自覚症状がなくても、定期的な検診を受けることや、ちょっとした体の変化にも敏感になり、早めに医療機関に相談することが大切です。

がんの進行を防ぐ主な治療法

がんの治療には、進行を抑えたり根治を目指したりするための方法がいくつかあります。ここでは、がんの三大治療法である手術療法や放射線療法、科学療法についてご紹介します。

手術療法

手術療法は、外科手術によってがん細胞を直接切除する方法です。がんが限られた範囲にとどまっている場合、根治を目指せる可能性が高いのが大きな特長です。ただし、手術の適用はがんの進行度、患者さんの全身状態により、手術が難しいケースもあります。

手術後の定期検診や補助療法(術後の薬物療法など)も、再発防止のために必要です。

放射線療法

放射線療法は、放射線を照射してがん細胞を破壊する治療法です。局所療法の一種で、体への負担が比較的少なく、手術が難しい場合や高齢の方にも選択肢となります。根治を目指す場合と症状緩和を目的とする場合があり、がんの種類や状態によって使い分けられます。

化学療法

化学療法は、飲み薬や点滴、注射などで全身のがん細胞に働きかける治療法です。

全身の微小ながん細胞や転移への対応に有効ですが、吐き気や脱毛、疲労感、口内炎などのさまざまな副作用が生じるリスクもあります。治療は医師の管理のもとで進める必要があります。

がん治療における免疫療法の可能性

近年、がん治療の中で大きく注目されているのが「免疫療法」です。がんの進行を抑えたい、あるいは再発のリスクに備えたいと考える患者さんにとって、免疫療法は新しい選択肢の一つになりつつあります。

標準治療と併用することで相乗効果が期待されるケースもあり、特に進行がんの患者さんや再発を繰り返している方にとって、有効な手段になり得る治療法です。

ここからは免疫療法の一つである、免疫細胞治療について詳しくご紹介します。

免疫細胞治療とは? 従来療法との違い

免疫細胞治療とは、患者さん自身の免疫細胞(T細胞、NK細胞など)を活用してがん細胞と闘う治療法です。患者さんから採血によって採取した免疫細胞を体外で培養・活性化させ、再び体内に戻すことで、がんを攻撃する力(免疫力)を高めます。

手術や化学療法、放射線療法といった従来の標準治療は、がん細胞そのものを直接取り除いたり破壊したりするアプローチですが、免疫細胞治療は患者さんの免疫力を回復・強化することが目的です。治療に伴う体へのダメージや副作用が比較的少なく、入院しなくてもよいケースが多いです。そのため、治療の継続やQOL(生活の質)の維持が期待できます。

さらに、免疫細胞治療は以下に挙げるメリットもあります。

  • ●進行がんにも適応している
  • ●標準治療と併用でき、他の治療の効果を損なうことなく治療全体の効果の向上が望めることが分かってきている
  • ●標準治療後の再発予防にも適している

まとめ

一般的に、膵臓がんや小細胞肺がんなどは進行が早く、前立腺がんや甲状腺がん、一部の乳がんなどは進行が緩やかな傾向があるとされています。しかし、がんの進行速度は、がんの種類や患者さんの年齢や体力、発見のタイミングなど、さまざまな要素に影響を受けます。そのため、患者さんそれぞれの状況を正確に見極めて、適切な治療を受けることが大切です。

また、がん治療では、早期発見・早期治療が何よりも重要であり、定期的な検診や医療機関での相談をためらわず行いましょう。進行がんが見つかった場合でも、近年の治療法の進歩により予後が改善している事例も多いです。さらに標準治療に加えて、免疫細胞治療などの新たな治療法も登場しています。

瀬田クリニック東京は、患者さん一人ひとりの状態やがん細胞の性質などに合わせたオーダーメイドの免疫細胞治療を提供しています。これからがんの治療を始める方やがん治療中の方、再発予防を考えている方はぜひお気軽にご相談ください。1999年から26年にわたる実績と24,500名を超える治療経験をもとに、がんの専門医が治療を行います。

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