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がんのサインとしての肩の痛みとは?知っておきたい原因と治療法を解説

投稿日:2026年01月16日

更新日:2026年01月16日

肩の痛みは、日常的によく見られる症状の一つです。多くの場合、痛みの原因は加齢や生活習慣、姿勢の悪さなどにより、筋肉や関節に負担がかかることが挙げられます。しかし中には、重大な病気が隠れているケースもあります。その一つが「がん」です。

本記事では「がんと肩の痛みの関係」について、医学的な観点から分かりやすく解説します。原因がはっきりしない肩の痛みに不安を感じている方や、がんの治療歴がある方は、この記事を参考にして早めの受診や治療の検討につなげてください。

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肩の痛みは「がん」のサインかも?

肩の痛みは、多くの人が一度は経験するありふれた症状です。デスクワークによる筋疲労や加齢による筋肉の硬直、冷えなどが原因で起こることも少なくありません。

しかし中には、こうした日常的な要因による痛みとは異なり、がんが関与しているケースもあります。特にがんの治療を終えた方や、経過観察中の方の場合、肩の痛みが再発や転移のサインとして現れている可能性もあるため、軽視しないよう注意が必要です。

肩の痛みが現れるがんの種類

肩の痛みが現れる可能性のあるがんには、以下のようなものがあります。

  • ● 肺がん
  • ● 乳がん
  • ● 悪性リンパ腫
  • ● 前立腺がん・腎がん

例えば肺がんは、肩から腕にかけて強い痛みやしびれを伴うことがあり、日常動作への支障を来すケースもあります。乳がんの場合は肩周辺に慢性的な痛みが続き、特に夜間や安静時に悪化する傾向が強いです。悪性リンパ腫では、肩の重だるさに加えてしびれや違和感が出たり、肩の可動域が制限されたりします。また前立腺がんや腎がんが骨に転移すると、肩から背中、腰にかけて広がるような痛みを感じることがあります。姿勢を変えても痛みが和らがず、次第に強くなるのが特徴です。

がんが原因で肩に痛みが出る理由

がんによって肩の痛みが引き起こされる背景には、以下のような要因があります。

  • ● 骨への転移
  • ● 神経への浸潤や圧迫
  • ● 内臓疾患による関連痛

これらは、がんが直接的に骨や神経に影響を及ぼしたり、体内の別の部位の異常が「痛み」として肩に現れたりすることによるものです。それぞれの詳細について解説します。

骨への転移による痛み

がんの進行により、肩甲骨や上腕骨、脊椎といった骨に転移が起こると、局所的な痛みが生じることがあります。特に、肺がん・乳がん・前立腺がんなどは、骨への転移が比較的多く報告されています。

骨転移による痛みには、以下のような特徴が見られることが多いです。

  • ● 安静時や夜間に痛みが強まる
  • ● 押すと痛みがある(圧痛)
  • ● 腫れや熱感を伴うことがある
  • ● 転移部位の骨がもろくなり、骨折しやすくなる

このような痛みは単につらいだけではなく、日常生活に大きな支障を来す要因にもなります。

神経への浸潤・圧迫による痛み

がんが神経に浸潤したり、神経を圧迫したりすることで、鋭い痛みやしびれが生じるケースもあります。特に「パンコースト腫瘍」と呼ばれる肺の上部(肺尖部)にできるがんは、腕や肩に分布する神経の束(腕神経叢)を圧迫し、強い神経痛を引き起こすとして知られています。

このような神経性の痛みには、以下のような特徴が見られることが多いです。

  • ● 肩から腕にかけての広範囲に痛みやしびれが広がる
  • ● 鋭く、刺すような痛みを感じる
  • ● 動かすことで痛みが悪化する場合もある
  • ● 手や指の動きが鈍くなるなど、運動障害を伴うこともある

神経に関わる痛みは、通常の筋肉痛や関節痛とは異なる特徴を持つため、注意深く観察することが重要です。

内臓疾患による関連痛

肩の痛みは、必ずしも肩自体の異常から来るとは限りません。実は、がんによる「関連痛」が原因となることもあります。

関連痛とは、本来の病変部位とは異なる場所に痛みを感じる現象のことです。がんが内臓に発生した際にも見られるケースがあり、特に肝臓や肺、心臓などにがんが生じると、その周囲を通る神経を介して肩に痛みが放散されます。

例えば以下のようなケースが知られています。

  • ● 右肩に痛みを感じる場合:肝臓がんや胆道がん、肺がんの一部が関与
  • ● 左肩に痛みを感じる場合:心臓の異常や胃がん、膵臓がんなどが関与

これらの痛みは姿勢を変えても和らがず、安静にしていても持続することが特徴です。内臓由来の痛みは見逃されやすいため、肩以外の体調変化にも注意が必要です。

【進行度別】肺がんの症状

ここからは、肩の痛みを伴うがんの中でも代表的な「肺がん」に焦点を当てて、肩の痛み以外の症状を進行度別に解説します。段階ごとに現れやすい症状を知っておくことは、早期発見・早期治療の第一歩となります。

なお肺がんとは肺胞や気管支に存在する細胞ががん化した状態を指し、発症にはいくつかの原因が関与しているケースが多いです。主な原因とされるのは喫煙で、特に長年にわたる喫煙歴がある場合、発症リスクが高まるとされています。また大気汚染やアスベストへの曝露、遺伝的素因、受動喫煙なども影響することが分かっています。こうしたリスク要因を持つ方は、症状の有無にかかわらず、定期的な検診を受けましょう。

※参考:がん情報サービス.「肺がん」.
https://ganjoho.jp/public/cancer/lung/index.html ,(参照2025-07-29).

初期症状

早期の肺がんでは、多くの方がほとんど症状を感じないか、ごく軽い体調の変化しか感じません。そのため、健康診断や人間ドックで偶然発見されるケースも珍しくありません。

自覚症状が出る場合でも、以下のような軽度の異変にとどまることがあります。

  • ● 軽いせきが続く
  • ● 痰に血が混じる
  • ● 息切れしやすい
  • ● 体がだるい

こうした症状は風邪や加齢による体力低下と勘違いされやすく、受診が遅れる原因にもなっています。

進行時の症状

肺がんが進行すると、がんが気管支や肺の深部に広がり、より明確な症状が現れてきます。進行した肺がんでよく見られる症状には、以下のようなものが多いです。

  • ● 持続的なせき(痰を伴うことも)
  • ● 胸の痛み
  • ● 声のかすれ(反回神経への影響)
  • ● 血痰・呼吸困難
  • ● 体重減少・食欲不振
  • ● 背中の違和感や痛み
  • ● 発熱

持続的な肩の痛みや夜間に強くなるような肩の痛みと合わせて、これらの症状が現れている場合、がんの進行が疑われます。

このような肩の痛みには注意が必要

繰り返しになりますが、がんによる肩の痛みには、通常の肩こりなどとは異なる特徴が見られる傾向にあります。ここでは一般的な肩こりとがんによる肩の痛みの違いや、他の疾患との違い、医療機関を受診すべき目安を解説します。

肩こりとの違い

肩こりは長時間の同じ姿勢や筋肉の疲労が原因で起こるもので、鈍い痛みや重だるさを伴うのが一般的です。ストレッチや入浴、軽い運動などで改善することも多く、時間の経過とともに自然に治まるケースも少なくありません。

肩こりと比べると、がんによる肩の痛みは以下のような点が異なります。

  • ● 安静にしていても痛みが治まらない
  • ● 夜間や早朝に痛みが強くなる
  • ● 深部に響くような鋭い痛みを感じる
  • ● しびれや感覚の違和感を伴うことがある
  • ● 肩だけではなく、腕や背中にも痛みが広がる

こういった日常のケアで改善しない肩の痛みがある場合には、単なる肩こりではなく、より深刻な原因が潜んでいることを疑いましょう。

肩に痛みを起こす他の疾患との違い

肩の痛みは、がん以外にもさまざまな整形外科的疾患が原因となっているケースがあります。これらの疾患は、体を動かしたときに痛みが増したり、特定の動作に制限がかかったりすることが多いです。主な疾患には、以下のようなものが挙げられます。

  • ● 肩関節周囲炎(五十肩)
  • ● 頸椎ヘルニア
  • ● 腱板断裂(腱板損傷)
  • ● 石灰沈着性腱板炎

画像検査や徒手検査、血液検査で診断が可能なことが多く、整形外科の適切な治療による改善が期待できます。一方、がんによる肩の痛みはこうした治療に反応しにくく、時間の経過とともに症状が強くなる傾向にあります。 また整形外科的疾患は動作によって痛みの増減がはっきりと変わることが多いのに対し、がんの関連痛は「動かさなくても痛む」「就寝中や安静時に痛みが強まる」という違いがあるため、この点も鑑別のポイントです。 各疾患の概要と、がんによる痛みとの違いを以下に示します。

肩関節周囲炎(五十肩)

肩関節周囲炎は、加齢や使い過ぎにより肩関節周囲の筋肉・腱が炎症を起こす疾患です。特に40〜60代で発症しやすく、肩を動かしたときに痛みが強くなるのが特徴です。がんによる肩の痛みとは、以下の点で異なります。

  • ● 徐々に動かせる範囲が狭くなる(拘縮)
  • ● 夜間痛があるが、温めたりストレッチしたりすると軽快することもある
  • ● レントゲンやMRIで明確な炎症や関節の変化が見られる

頸椎ヘルニア

頸椎症は加齢に伴って頸椎が変形したり、椎間板が飛び出して神経を圧迫したりすることで、肩や腕、手に痛みやしびれを引き起こす疾患です。がんによる肩の痛みとは、以下の点で異なります。

  • ● 首の動きと痛みが連動する
  • ● ストレートネック傾向がある方にも多い

肩腱板断裂(腱板損傷)

肩腱板断裂は肩を動かす筋肉(腱板)が断裂・損傷して起こる痛みです。高齢者やスポーツ経験者に多く、腕を上げる動作で強い痛みが走ります。がんによる肩の痛みとは、以下の点で異なります。

  • ● 特定の角度で痛みが増す
  • ● 軋轢音がする
  • ● MRIで断裂の有無が確認可能

石灰沈着性腱板炎

石灰沈着性腱板炎は肩腱板の中にカルシウムが沈着して炎症を起こす病気です。突然の激しい痛みを伴うことが多く、女性にやや多い傾向があります。がんによる肩の痛みとは、以下の点で異なります。

  • ● 夜間に急激な激痛で目が覚めることがある
  • ● 関節周囲に腫れや熱感が出る場合がある
  • ● X線撮影で石灰の沈着が確認可能

医療機関を受診する目安

肩の痛みや違和感が次のような状況に該当する場合、がんの可能性を疑い、なるべく早めに医療機関での診察を受けましょう。

  • ● 2週間以上続いている
  • ● 徐々に強くなっている
  • ● 市販の鎮痛薬やマッサージで改善しない
  • ● 夜間や安静時にも消えない
  • ● 神経症状(しびれ、麻痺など)が出ている

まずは整形外科を受診し、骨や関節、筋肉などの異常がないかどうかを確認するのが一般的です。また検査で異常が見つからない場合も、内科やがんに詳しい診療科での再検査を検討することが重要です。

多くの医療機関では、CTやMRIなどを使った精密検査によって、骨転移や神経の圧迫などの有無を確認します。画像診断で異常が見つからなければ安心材料になるでしょう。万が一異常が見つかった場合も、早期に対応できるというメリットがあります。

がん治療の主な選択肢

実際にがんが疑われる場合、あるいは診断された場合に、どのような治療法があるのかを知っておくことも重要です。

がんの治療にはさまざまな選択肢があり、がんの種類や進行度、患者さんの体力や生活環境などに応じた治療が選ばれます。ここでは代表的な治療法である「手術療法」「薬物療法」「放射線治療」「免疫細胞治療」について、それぞれの特徴を、肺がんにおける適用の考え方を踏まえて解説します。

手術療法

手術療法は、がん組織を直接切除して病変を取り除く治療法です。がんがまだ局所にとどまっている場合に根治を目指す有力な手段であり、特に早期の肺がんでは第一選択となることもあります。

肺がんにおいては、がんの位置によって「肺葉切除」「区域切除」「肺全摘」など手術の方法が異なります。近年では体への負担を軽減するため、胸腔鏡を用いた低侵襲手術が行われることも多いです。

ただしがんが広範囲に広がっていたり、全身状態が手術に耐えられないと判断されたりする場合は、他の治療法が選択されることもあります。手術の可否は、がんの進行度だけではなく、患者さんの呼吸機能や心臓の状態なども重要な判断材料となります。

薬物療法

薬物療法は、抗がん剤や分子標的薬などを用いてがん細胞の増殖や転移を抑える治療法です。

肺がんの薬物療法では、がんのタイプや遺伝子変異の有無を基に、適切な薬剤を選択します。体内に薬剤を投与することで、全身に散らばったがん細胞にもアプローチできるのが特徴です。最近ではより選択的で副作用の少ない治療薬も普及しており、特に進行肺がんの治療において大きな役割を果たしています。

ただし薬物療法には副作用があり、吐き気・倦怠感・脱毛などが見られることがあります。治療の効果をしっかりと引き出すためには、副作用の管理や定期的な検査を受けながら、治療を継続していくことが大切です。

放射線療法

放射線療法は、がん細胞に高エネルギーの放射線を照射して破壊する治療法です。がんのある部位に直接作用するため、局所的ながんに対して効果が期待できます。

肺がんでは、手術が難しいケースや高齢・合併症などで手術を避けたいケースで、根治目的として放射線治療が行われることがあります。また、がんの進行によって引き起こされる胸痛やせき、骨転移による痛みなどに対し、症状緩和の目的で用いられる場合もあるでしょう。

なお副作用としては、肺炎や食道炎などが見られる可能性があります。

免疫細胞治療

免疫細胞治療は、体内の免疫システムを活性化させ、がんに対抗する力を引き出す治療法です。T細胞やNK細胞といったがん細胞に反応する免疫細胞を患者さん自身から採取し、体外で培養・活性化させ、再び体内に戻します。

この治療は先述した3つの治療を終えた後の再発予防や、体力の関係で治療が難しい場合でも活用されることが多いです。肺がんにおいても、薬物療法などの副作用が強いケースや、進行がんでQOLを重視した治療方針をとる際などに検討されます。

なお免疫細胞治療は「他の治療が効かなくなったときの最後の手段」というイメージを持たれがちですが、実際には初期治療後の再発予防や、再発リスクが高い方の選択肢として活用されるケースもあります。特に体への負担を最小限に抑えたい方にとって、有力な選択肢となるでしょう。

まとめ

肩の痛みは誰にでも起こりうる、よくある症状ですが、がんのサインである可能性もゼロではありません。特に安静時や夜間に痛みが強まる、痛みが長引くといった兆候がある場合は、早めの医療機関受診をおすすめします。

がん治療にはさまざまな選択肢があります。患者さんご自身の状況に合った治療法を見つけるためには、早期の相談と検討が大切です。

がんによる肩の痛みや治療法に不安がある方は、免疫細胞治療を専門とする医療機関に相談してみるのも一つの選択肢です。瀬田クリニック東京では、免疫細胞治療に関する説明会を随時開催しています。ご自身やご家族の健康について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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