制御性T細胞とは?がん免疫とαβT細胞療法 の関係を解説
免疫には、体を守る働きだけでなく、自分の体を攻撃しないようにブレーキをかける仕組みがあります。そのブレーキ役をするのが「制御性T細胞」で、この細胞を発見し、その役割を明らかにしたのが、ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文(さかぐちしもん)先生です。
がんの患者さんでは、この制御性T細胞が多くなりすぎて、免疫がうまく働かず、「免疫サイクル」が止まってしまっていることがあります1、2)。
瀬田クリニックでは、初診時に制御性T細胞の割合を調べ(免疫機能検査)、ブレーキが効きすぎている場合には、攻撃を担う「キラーT細胞」を増やし、制御性T細胞を抑えるαβT細胞療法を行います。これにより、免疫サイクルをしっかり回して、体が本来持っている免疫の力を引き出すことが可能になります3、4)。

免疫機能検査や治療内容について詳しく知りたい方は、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
(受付時間 平日10:00~17:00)