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新たな選択肢として注目される光免疫療法とは?
瀬田クリニック東京 コンシェルジュスタッフブログ

2021年4月21日

みなさま、こんにちは。
今日は、『光免疫療法』についてお話したいと思います。
免疫療法というカテゴリーで、当院にも『光免疫療法』についてのお問い合わせをいただくことも多いですが、『光免疫療法』という言葉をはじめて聞いた人も多いかもしれません。

『光免疫療法』は、IR700という光感受性物質を結合させたがん細胞にレーザー光をあて、がん細胞を破壊する治療法です。そしてこの治療に使用する医薬品「アキャルックス」※は、2020年9月25日に日本の厚生労働省が頭頚部がん患者に対する治療薬として薬事承認しました。これにより、頭頚部がんで『光免疫療法』の対象となる患者さまは、国民皆保険制度を利用し治療が受けられます。
※「アキャルックス」は、米国立衛生研究所主任研究員の小林久隆先生と楽天メディカルジャパンが開発されました。そして、世界に先駆けて日本で申請を目指す画期的な新薬として特別な制度の対象となり、早期の承認にいたりました。

家族を守る免疫入門(著:後藤重則)』から
第4章「がんを撃退する免疫療法の最前線」より参照

上記のしくみのように、アキャルックスを点滴すると、IR700ががん細胞だけに結合します。その後、専用の装置でレーザー光をがん病巣部位にあてると、がん細胞の細胞膜が壊れ、破裂します。光をあてた部位に限局する局所的な治療です。

ここまで聞くと、みなさまの中には「放射線治療と何が違うの?」「なぜ、免疫療法と言われるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実はこの疑問点こそ、『光免疫療法』を理解するうえで重要なポイントです。

『光免疫療法』は光を表面からあてるので、放射線のように深部の病巣まで届くわけではなく、その点では放射線治療のほうにメリットがあります。また、放射線はがん細胞だけでなく、がん細胞の周囲に存在する、がん細胞への攻撃を行っている細胞も一緒に破壊されてしまうことになります。

『光免疫療法』は、がん細胞の周囲の免疫細胞を破壊することなく、がん細胞だけを破壊し、そして、破壊されたがん細胞のかけらは、元気ながん細胞よりももっと効率的に樹状細胞が取り込み、免疫の攻撃をより効率的に引き出すことができるということです。免疫の攻撃が効率よく起これば、光をあてていない転移したがんにも効果がおよぶことが期待できます。ただ、この点はこれから検証していく必要があります。

がん細胞への免疫の攻撃は、樹状細胞からの指令に基づいたT細胞の攻撃、この攻撃に対してがん細胞は免疫チェックポイントにより守る、という一連の過程があります。
これまでもそれぞれに対応した免疫療法が行われていますが、今後は免疫細胞治療、光免疫療法、免疫チェックポイント阻害薬などと組み合わせた複合的免疫療法が大きな成果につながるかもしれません。

なお、光免疫療法という名称は、このアキャルックスを使った治療とはまったく別な治療でも用いられているようですので、間違わないようにご注意下さい。

当院は1999年から、患者さまのがん細胞の性質・特徴を調べ、個別化医療として一人ひとりにあったがん免疫細胞療法の治療を専門医療機関として行っております。
治療についてのご相談や不安、疑問などございましたら、下記フォームよりお問い合わせください。

お電話・お問い合わせはこちら

少し長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、次回もまたクリニック通信でお会いしましょう。

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