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臨床心理士によるメンタルヘルスケア
臨床心理士コラム①/姜 英愛

2020年8月17日

瀬田クリニック通信

こんにちは。臨床心理士の姜 英愛(かん よんえ)と申します。
私は毎週木曜日、治療でご受診される患者様やご家族様にお話しを聴かせて頂いています。
ここでの私の役割は少し特殊かも知れませんのでご紹介させてください。

患者様とお話しする中で話題になるのは、実は治療やご病気のお話はごく一部です。
治療のこと、副作用のこと、主治医との関係、食事や睡眠のことといったご自分のことから、家事のこと、育児のこと、仕事のこと、実家にはなんて言おう?友人に話す?身近な人には知られたくないけど…、こんな時ほかの患者様はどうしているの?など、患者様はご自分の治療のほかにも、本当にたくさんのことを考えて、そして選択しなければならなくなります。

瀬田クリニック通信

がんの種類や状況は人それぞれ違いますが、考えるようになることには色々共通点があるようにお見受けします。私はこの10年、患者様にお会いする中で、むしろ患者様から様々なことを教えていただきました。そして、そのお知恵を、ほかの患者様にお裾分けさせていただいたりしています。瀬田クリニックにいらっしゃる間は、からだもこころも一休み、リラックスしていただいて、また日常に戻っていくことができますように、私との時間もご利用していただけますと幸いです。

詳しくはこちら→臨床心理士カウンセリングのご案内

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