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当院と連携している全国の医療機関

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ご挨拶

代表 阿曽沼 元博

代表 阿曽沼 元博瀬田クリニックグループは、国内初の専門医療施設として、1999年の誕生以来15年に亘り正に免疫細胞治療のパイオニアとして活動を続けて参りました。2006年11月には広域医療法人として医療法人社団 滉志会となり、法人格となって9年目を迎えました。

免疫細胞治療を実施するに当たり、患者さんの血液から分離抽出した免疫細胞を活性化・培養することが必須となりますが、開設当初から安全管理を徹底した細胞培養施設(CPC)で14万回を超える培養を行い、その数だけ患者さんの治療を実施してきたことになります。その間、医療機関として当然のことではありますが15年間医療事故ゼロを続けており、このことが我々の誇りでもあります。その陰には、共に培養技術開発を行ってきた株式会社メディネットの真摯な対応を忘れてはいけません。免疫細胞治療における診療ガイドライン策定は当グループの医師団が中心となり、そして細胞培養技術の開発や品質管理を徹底する信頼性保証に係る技術開発は、当グループ医師団とメディネット社の技術陣が共同開発体制を構築して行って参りました。瀬田クリニックグループ及びメディネット社の双方が、創設者である故江川滉二東大名誉教授の志を体現すべく研鑽を重ねて参りました。 続き

残念ながら現段階では、免疫細胞治療は保険診療ではなく自費診療となってしまいます。我々が実施している自費診療は、有効性エビデンスがない、治験を実施しないのは問題であると長く言われて参りましたが、むしろ有効性エビデンスを求める科学的視点や臨床研究方法論等が、従来の薬事法等の制度的制約によって出し難い状況であったとも考えております。
今般の「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」や「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の施行(2014年11月25日)によって、再生医療(免疫細胞治療も含む)の臨床研究促進の準備が整ったと考えております。
合成化合物を均一の品質で不特定多数の患者さんの治療に使う抗がん剤等の医薬品と違い、免疫細胞治療は自分の細胞を自分の治療にしか使わない(患者を特定した)医療です。医薬品とは全く概念の違うものなのです。法律的には「帰属性の一身専属性を有する」という治療であり、従来の医薬品のエビデンス生成のプロセスとは違う方法論が長く求められてまいりました。

今般の法改正で免疫細胞治療を含む再生医療分野が飛躍的に進展するであろうと期待しております。この時期を捉えて、我々は従来も行ってきた臨床研究を更に加速して規模を拡大すると共に、臨床研究中核病院やそれと同水準の大学病院等と共同で先進医療(保険外併用療法)獲得や医師主導治験の推進を行って参りたいと考えております。今までの15年間で蓄積された、また今後も蓄積されていく患者さん達の診療データを貴重な情報と認識して、今後の臨床研究や診療ガイドラインの高度化に活かしていく体制強化も実施して参ります。

なお、今般、政府の推進する国家戦略特区(東京圏)の特例により、当法人は19床の新規病床設置が認められました。病床を有する事により、従来は実施出来なかった分子標的治療薬との併用や、血管内治療や超音波内視鏡ガイドでの抗原未感作樹状細胞を腫瘍局所投与(局注)等の実施も可能となり、免疫細胞治療で選択可能な治療技術の幅を大きく拡げることが可能となります。

創設者である故江川滉二先生の夢であった「免疫細胞治療を基盤とした、非侵襲的治療中核がんセンター(通称:ミニがんセンター)」の実現を目指して参ります。

最後に、今後の瀬田クリニックグループの進むべき道を下記に記します!

Scientific thinking 科学的考察を徹底し
Efficacious method 効果的治療を追求し
Treatment for cancer がん治療を中心に
Advanced medical care 先端的医療を目指す

2015.1
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理事長 後藤 重則

理事長 後藤 重則瀬田クリニックグループは国内初の免疫細胞治療専門の医療施設です。1999年に世田谷区瀬田の地で瀬田クリニックとして開院し、現在は東京・新横浜・大阪・福岡の全国4箇所にてクリニックを展開しており、当院と同様の免疫細胞治療が受診できる連携医療機関も全国に存在しています。これまで、患者さん・ご家族や医療関係者の皆様のご支持を頂きながら、開院以来、20,000名を超える患者さんの治療に携わって参りました。

免疫細胞治療は、体外で培養・強化した患者さん自身の免疫細胞を用いることで、つらい副作用を伴わずに治療を実施できることが大きな特徴です。瀬田クリニックが創設された当時は、免疫細胞治療は主に大学病院等で高度先進医療として限定的に実施されており、進行がんで苦しむ多くの患者さんは、化学療法以外に手立てがないという状況が続いていました。そのような中、「がん患者さんを苦しめず、最後まであきらめずに行える治療を提供したい」という故・江川滉二東大名誉教授の想いから、広く患者さんに免疫細胞治療を提供できる医療施設として、瀬田クリニックが誕生しました。 続き

免疫細胞と一言でいっても、たくさんの種類があります。がん細胞を攻撃、殺傷する力を持った兵隊となる細胞としてアルファ・ベータT細胞、特殊なT細胞であるガンマ・デルタT細胞、あるいはナチュラルキラーと呼ばれるNK細胞などもあります。また、自身は攻撃力を持たないものの、免疫細胞が攻撃する際の攻撃目標となるがん細胞の情報″を兵隊へ伝える、司令官のような細胞である樹状細胞も重要です。体内では様々な免疫細胞がそれぞれの役割を分担して、密接に関係しながらがんと闘っているのです。免疫細胞の種類だけ治療法も存在することになります。

このように、様々な免疫細胞の利用が可能となった今では、患者さん一人ひとりのがん細胞の特徴や病状に合わせてどの細胞を使うか、という個別化戦略を練ることが可能です。また、がん治療は総力戦です。免疫細胞治療も他の治療の代わりに行うということではなく、うまく標準的な治療法と組み合わせて行うことが得策です。組み合わせは闇雲に行うのではなく、最良の方法を考えるべきです。そこには、これまでの瀬田クリニックグループの膨大な経験と実績から得られたノウハウを活かすことができます。私たちは、こうした考え方のもと、徹底した個別化=「オーダーメードの治療」を方針として、各種の治療法から患者さんに最適と考えられる治療をご提案します。

また、当グループでは開院以来、更なる治療の質の向上を目指して、大学病院との共同研究の推進によるエビデンス構築活動や新規治療法の開発、細胞加工の安全管理・品質管理自主基準の策定、そして厚生労働省通知に基づく医療提供体制の自主点検活動など、免疫細胞治療の健全な普及・発展に向けて様々な活動を実施してまいりました。その間、免疫細胞治療を含む再生・細胞医療の研究分野は急速に進展し、先般、2014年11月25日には「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」など再生医療関連の法律が施行されるに至り、再生・細胞医療を安全・迅速に提供する制度がスタートしました。当院では既に再生医療等委員会を設置して、厳密に本法に準拠する医療体制を築いています。
免疫細胞治療を取り巻く環境が新たなステージを迎えた今、患者さんにより良い治療をお受けいただけるよう、職員一同、全力を尽くしてまいります。

2015.1
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