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症例紹介-肺がんに対する免疫療法

高齢患者の再発進行期肺がんに対し、免疫細胞治療を単独で行って、長期にわたり病気の進行を抑えられた一例

患者さん:
84歳 男性
治療法:
アルファ・ベータT細胞療法

治療までの経緯

2002年、左肺に腫瘍が見つかり、手術で切除。非小細胞がん(病期はsT1N0M0,StageⅠA)と診断されましたが、高齢のためその後の化学療法は行わず、経過観察をしていました。

2005年6月以降、腫瘍マーカー(CEA)が上昇してきたため、同年8月にCT検査を受けたところ右肺や右鎖骨上のリンパ節などに転移が見つかりました。高齢で化学療法や放射線療法が行えないため、本人の希望で同年9月、瀬田クリニックグループ(新横浜)を受診。

治療内容と経過

同年10月よりアルファ・ベータT細胞療法を2週間間隔で行ったところ、腫瘍マーカーは徐々に低下しました。画像検査ではリンパ節の腫瘍は大きくなっていたものの、アルファ・ベータT細胞療法をさらに続けたところ、2006年1~3月の間に腫瘍マーカーは低下を続け、さらに、転移していた腫瘍の中にも小さくなるものが出てきました。

咳や痰といった症状も出ておらず、2006年現在4~5週に1度のアルファ・ベータT細胞療法を続けています。

肺がんに対する免疫療法lung_cancer

考察

肺がんが再発し、大きくなる傾向が見られていましたが、免疫細胞治療を行うことで、半年以上にわたりゆるやかに小さくなっていきました。また、症状があらわれず、QOL(生活の質)を落とさずにがんを小さくすることができるというのも、免疫細胞治療の大きな特徴の一つです。

肺がんとは

扁平上皮がん、腺がんなどの種類があり、この2つで肺がん全体の約8割を占める。扁平上皮がんは喫煙との関連が深く咳、血痰等がおもな自覚症状。腺がんは非喫煙者もかかり、早期には自覚症状がないのが特徴。

 
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