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瀬田クリニックグループでは、ゾレドロン酸という医薬品を利用して、この樹状細胞の能力を飛躍的に高める方法を今回導入しました。この技術は、瀬田クリニックグループと株式会社メディネットが共同で開発した技術(株式会社メディネットより特許出願中、公開番号: WO2006/006638, WO2007/029689)を利用するものです。
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【図 ゾレドロン酸による腫瘍特異的キラー T 細胞の誘導効率向上(フローサイトメトリーによる測定データ)】
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図はゾレドロン酸を用いない従来の方法と、ゾレドロン酸を用いた新技術による方法を比較した実験の結果です。免疫細 胞をその性質によって区別して個数を数えるフローサイトメーターという機械による解析ですが、図の中の一点一点が細胞 1 個 1 個を表しています。図の右上の区画の細胞が、樹状細胞によって、がん細胞を殺すように
教え込まれたTリンパ球です。ゾレドロン酸を用いることによって、がん細胞を殺すTリンパ球の数が、従来法による場合の 100 倍にもなっていることがわかります。
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ゾレドロン酸を用いた樹状細胞ワクチン療法の実際の治療成績については、今後集積していかなければなりませんが、従 来法にくらべて、高い治療効果が期待されます。
なお、ゾレドロン酸は、骨粗鬆症に対する医薬品としてすでに認可されているものであって、安全性が保障されています。
こ れを体外に取り出して培養しがん抗原を取り込ませた樹状細胞に加え、強く活性化した樹状細胞をもとの患者さんの体内に戻して治療を行なうのですが、活性化に使用する量は微量であり、樹状細胞を体内に戻す前
に洗い落としてしまうので、副作用等安全上の問題はありません。
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