今年の冬は各地で記録的な大雪が降っております。東京に雪が積もった朝、いつもとは違うその静けさに目が覚めました。 雪降る日は雨の日とはまた違って、雪がいろいろな音の振動を遮り、深深と雪の降る静かな世界を作り出します。都会の喧騒の中に日々暮らしていると、雪が作り出す静けさが贅沢な時に感じられます。しかしながら、例年にない大雪の被害に合われている方も沢山おられ、時に自然の強さをも見せつけられもします。
最近私は、ある本を読んだときに「小人は縁に気づかず。中人は縁を生かせず。大人は袖すり合う縁も縁とする。」という中国のことわざがあるということを知りました。そのときに「縁」「出会い」というものについてはっとさせられた気分になりました。自分は「小人」の部類だと実感させられたと同時に、職業柄多くの人とかかわらせいただくことが多いのに、なんともったいない生き方をしているのだろうと思いました。
いろいろな出会いは偶然ではなく、必然であるということを耳にします。出会いによって、今自分が学ぶべきことや自分が必要としているものが見えてくるのだろうと思います。
今までの人生振り返れば、あの時あの方々との出会いがなかったら、あの教えがなかったら今の自分はないだろうと思うことが沢山あります。 いろいろな方との出会いやかかわりによって、違った物の考え方もあると気付かされたり、 その方の生き方や人となりに影響されたり、いろいろな物事を深く考えさせられるきっかけとなったり、多くの学びがそこにはあります。 人は育ってきた環境や元来生まれつき持っている性格だけでなく、今までの人とのかかわりによって人はつくられていくものであると考えると、家族はもちろん今までに出会った多くの方々に感謝の念を抱かずにはいられません。
私の好きな言葉の一つに「一期一会」があります。今までは単に一度きりの人生での出会いを大切にしようと漠然と思っていましたが、今まで気付かなかったことに気付かせていただき、多くの学びを与えてもらい、自分自身を育ててくれた出会いというものに、出会えた方々にこれからは感謝をしていきたいと思います。そして、これからもどんな出会いがあり、学びがあり、人とのかかわりの中でどのように自分が変化していくのだろうと 考えるとワクワクしてしかたがありません。