歌手の本田美奈子さんが白血病で亡くなり、テレビでは連日そのニュースを放送しています。あらためて聞く歌声は本当に透き通ったきれいな声で、一生懸命歌う姿を見ていると、生前に1回も実際の歌声を聞く機会を持たなかったことが悔やまれます。
幼少の頃のことから、アイドルとして活躍していた時期、ミュージカルに取り組む最近の様子など、番組で振り返る彼女の人生を知ると、 38 歳という若さで病に倒れた本人の無念さと、ご家族や周囲の人たちの悲しみが一層深く伝わってきます。
一人一人の人間にそれぞれの歴史があります。
「波乱万丈」や「ドラマティック」でなくても、生きていくと言うことはそれなりに大変ですから、積み重ねてきた時間はかけがえのない歴史として残っていきます。
有名人でもない限り、それがテレビを通して明らかにされる事はないでしょうけれど・・・。
「彼女と同じ病と戦っている入院中の患者さまが、テレビを見て不安を抱き、元気を無くしてしまってどうしたらいいのか・・・。」と病棟勤務の看護師の声を聞きました。
こういう時、テレビは残酷です。患者さまのその心境を想像すると胸がつぶれる思いです。
私は時々考えます。
自分のもっている力を存分に発揮しているかどうか、もっとやれることがあるのではないか?安定した生活の上に、楽にのほほ〜んと生きていくのもいいけれど、今、この時代、この世に五体満足に生まれてきたからには何かもっと大きな使命があるのではないかと・・・。そしてそれが見つけられて実際に力を尽くす事ができたら、命を終えるとき、「いい人生だった」と納得ができるのかもしれないな〜と思うのです。
「自分におこるすべての事には必ず意味がある。」
病気も、失恋も、リストラも、お金の苦労も、子供の反抗も、嫁姑問題も・・・ etc ・・・ etc 。
精神力を鍛えて、こんな風に思ってあきらめずに力を尽くすことが出来たらいいと思います。