最近めっきり涼しくなり、秋らしくなってきました。紅葉というにはまだ早いですが、 少しずつ木々の衣替えは始まっています。
日本の四季は美しく、特に色彩が鮮やかとなる秋の風景。紅葉には8℃以下の低温と十分な光が必要で、急に気温が冷え込むと紅葉は一層進み美しく色づくといわれます。
モミジの花言葉は「遠慮、謹慎、保存、引退・・・」緑の時期の全盛を無事に果たしそろそろゆっくり休みましょうかという気持ちの花言葉だそうです。もうしばし、紅色と黄色で彩られる風景をゆっくりと待つことといたしましょう。
最近、普段何気なく使っている「言葉」の力について興味深い内容の本を読みました。
言葉には魂が宿ると日本では古代から信じられ、「万葉集」では日本のことを「言霊の幸ふ国」つまり「言霊の霊妙な働きによって幸福をもたらす国」と呼んでいたこともあったそうです。
言葉には目に見えない力が宿り、言葉を現実に変えてしまう力があるなんていうと、なんて非科学的だろうと思ってしまいますが、脳の仕組みとも関係があるようです。
人間は何かを強く心に思うと、脳がそれを実現する方向に向かうための情報を選択して集め、実現する方向に自分自身が努力するため、言葉に表したことが本当に起こることにつながるということのようです。
私自身こう変われたらいいな、こうなりたいなと思うことはありますが、その思いは漠然としていて、具体的にどうなりたいと考えることは少なく、なんとなく思っている程度です。そんな漠然とした思いでは当然自分自身を変えるような原動力には繋がらないと、あたりまえのことながら思い知らされた気がしました。
自分自身を変えたいと思ったら、具体的な理想を口に出してみる。何かを口にするということは自分の想念を明確にし、さらに自分の思いを強固たるものにすることになります。
どんなことでも思っているだけでは実現しません。自分自身を変えたいならどうなりたいか具体的に口に出してみること、普段意識していないことを言葉で表すことは簡単なことではないですが、思いを具体的に言語化できるよう考え、口にしてみる。そこから変化は始まるのかもしれません。
日々、患者様に強い思いを抱くことの力や一日一日の大切さを教えていただいているにもかかわらず、私自身、人生が永遠に続くかのようにいろいろなことを先延ばしにしすぎているような気がします。たった一度の人生にリハーサルはありません。自分の望む変化に向けて、今、行動を起こさなければいけないということを知らされているようです。