今年も梅雨の季節がやってきました。
子供の頃は雨が降るとウキウキして用もないのに外へ出て、わざと水溜りに入ったりして遊んだ記憶があります。 大人になり主婦としてもかなりの時が経過した今ではどんよりした空を眺めては「あー今日も洗濯が乾せないかー」などと憂鬱な気分になったりすることのほうが多いこの時期ですが、唯一助かるのは庭の植物たちに水遣りをする手を抜くことができることでしょうか。
このうっとうしい梅雨の季節に気持ちを和ませてくれるのが豊かな彩りを見せる「紫陽花」です。しとしと降る雨の中で咲く紫陽花はいきいきと大変美しくずっと見ていても飽きることがありません。 我が家の小さな庭にも数種類の紫陽花がこのときを待っていたとばかりに咲きはじめています。そのいくつかを挙げると、白い小さな花がいくつもの長い束になって咲く華やかで存在感のある柏葉紫陽花、白地にぽっと頬を赤らめたような花びらの山紫陽花、白からうす紫、水色へと変化するかわいい隅田の花火、などどれもとても愛らしく私の大好きな花のひとつです。毎年 5 月に近所の緑地で開かれる植木市で一鉢づつ集めては家族のように大切に育てている花たちです。なんといっても紫陽花は花の時期が長く、色の変化を楽しんだあとはドライフラワーにもできる優れものでもあります。これからも気に入った品種が見つかったら我が家の一員に加えたいなーなどと思っています。
瀬田クリニックの患者様で来院されるとソファに座る前に真っ先に庭に直行される方々が何名かいらっしゃいます。実際、ここの庭を楽しみに受診しているとおっしゃってくださる患者様もいるほどです。庭の植物からは元気の素をもらって QOL を高めるのにも役立っているのではないかと感じています。